「アジューダ」とはスペイン語、ポルトガル語のAJUDA【助ける】【支援】などを意味する言葉で

私がおよそ40年前ブラジルで最初に覚えた言葉です。今までいろいろな方々に「アジューダ」されてここまできました。

今後は今までに得た経験、知識をもとに皆様を「アジューダ」させていただけたらと思います。

1988年に『カルモシモサカ』を日本に紹介し、栽培、生産、収獲、輸出、販売などの情報を提供させていただき

「トレサビリティー」や「農場指定」などという言葉なかった時代から情報を公開しつづけてまいりました。

今では自家焙煎店だけでなく、大手焙煎業者、缶コーヒーにいたるまで「モノ」へのこだわりが浸透しました。

これは昔から比べれば選択肢が多くなり品質もよくなったということだと思います。

一方情報量が多すぎて、どれを選んで良いかわからなくなったのも事実です。

既存の焙煎業者や他業種からの参入、脱サラ組などの自家焙煎店への出店攻勢は

焙煎機の設置状況からみてもピークは超えましたが、全国に４０００軒以上あります。

鮮度、農園指定、スペシャリティー、ブレンドの特色などはあたりまえのことで、

自家焙煎店としての差別化にはならない．．．開店はしたけれど．．．？というお店も多いのではないでしょうか。

身の丈にあった店づくりをしないと非常に厳しい状態に追い込まれます。

何を、どのように、どれくらい、目指すのかによって焙煎設備、店の規模、品揃えも変ってきます。

その辺を出店される方は十分検討され、また現在売上が伸びない、売る方法がわからない、

焙煎で迷っているという方はもう一度原点にたち戻って考えてみてはいかがでしょうか？

お役に立てることがありましたらどうぞご連絡ください。